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第二に、学校でジャズの授業がない、あるいはジャズ楽器の教室がないという点が挙げられます。
先ほど、アート(芸術)というカテゴリーに入れられると一般大衆から敬遠されると書きました。
音楽のジャンルではクラシックがまさにその代表でしょう。
クラシックもアート(芸術)であるので大衆には敬遠される事が多い音楽です。
歌もないですし。
でも、クラシックのファンを探すのは比較的容易です。
少なくともジャズのファンを探すのに比べたらずっと簡単でしょう。
これは、クラシックという音楽が比較的盛んに布教されているからではないでしょうか。
学校ではモーツアルトやベートーベンのことは必ず教えます。
ですから、日本の小学校を卒業した子供は多少なりともクラッシッく音楽に触れた経験を持つわけです。
また、楽器を習おうと思ったら、そのほとんどが最初はクラシックピアノを習うはずです。
クラシックという音楽はアート(芸術)として権威付けられているのです。
権威があるから学校でも習うし習い事にも行かせるわけです。
親公認の音楽なわけです。
強制的に子供に押し付ければ、一定の割合でその音楽を好きになり、聴き続ける人がいるのは当然ではないでしょうか。
しかし、ジャズにはそのような権威がありません。
少なくとも学校でルイ・アームストロングのことは教えませんし、ジャズ・トランペットを習うにはどこに行けばいいか簡単には分かりません。
つまり、アート(芸術)としての権威付けもちょっと弱いわけです。
このように、エンターテイメントとしてもアートとしても今ひとつ弱い立場にいるのがジャズが世間に広まらず、一部の愛好者の音楽になりがちな原因ではないかと勝手に思っています。
真相は分かりませんが。
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